ワクチンの接種間隔について

2020/11/06
当院でも先月からインフルエンザワクチンの接種を開始し,
すでに多くの患者さんが接種されました.

最近は,お子さんでは色んなワクチンを打たなければならず,
お母さん達から大変ですとの声をよく耳にします.
また,予約していたのに風邪を引いて延期になり,
接種するタイミングがないという話も多いです.

「先日,○○ワクチンを打ったんですが,
 インフルのワクチンはいつ打てますか?」
という問い合わせを受けることがあります.

これまでは,

 生ワクチンを打った後は 4 週間あける
 不活化ワクチンを打った場合は 1 週間あける

という規則でしたが,2020. 10 月からルールが変更になったようです.

こちら をご覧ください.

要点は,

 ・基本的に接種間隔はあける必要がない.
 ・注射生ワクチンをうち,次に注射生ワクチンを打つときのみ 4 週間あける.


というものです.
つまり,インフルワクチンに限っていえば,いつでも打てるというわけです.
これは楽になりました!

ただし,

 ・当日体調が悪い場合
 ・熱が出ている場合
 ・前回のワクチン接種部が腫れている場合


などは接種できないことがあり,
最終的には医師の判断が必要になります.

なので,注射のワクチンだと 1 週間弱は腫れていることがありますから,
1 週間くらいあけて,体調の良い日に打つのが良さそうです.


以上,ワクチン接種の情報でした.

             院長 関 伸彦


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