
先日,患者さんからこんな質問をされました.
「先月も鼻のレントゲン撮って,今月もレントゲン予定なのですが,
その間に,内科でも撮りました.大丈夫なのでしょうか?」
というものです.確かに心配ですね.
結論から言えば,心配要りません.
当院では,鼻副鼻腔炎の診断・評価にレントゲン撮影を行います.
たいてい 2 枚撮影します.
治療後 1 ヶ月くらいしてから,治ったかどうかを評価するために,
再び 2 枚撮影します.
なので,1 ヶ月間に 4 枚撮影することがあるわけです.
被曝量を調べると
副鼻腔レントゲン(2 枚):約 0.02 mSv
副鼻腔 CT(1 回):約 0.5 mSv
ですから,レントゲン 2 枚は,CT の 1/25 くらいの被曝量なんですね.
(mSv: ミリシーベルト)
また,自然放射線(環境放射線)をご存じでしょうか?
宇宙や大地,食品から我々が日常的に受けている放射線のことですが,
自然放射線(1 年間,日本): 約 2 mSv
と言われています.1 年 52 週を約 50 週とすれば,
1 週間で自然に浴びている放射線が約 0.04 mSv と計算できます.
ですから,副鼻腔レントゲン 2 枚で浴びる放射線は,
普段生活していて浴びている放射線の 3-4 日分に過ぎないということです.
長くなりましたが,結局全く問題ないですよ〜
院長 関 伸彦