鼻水を綿棒で取って,鼻水の成分を顕微鏡で見る検査です.耳鼻科ではよく行われるものです.顕微鏡で何を見ているか...? 当院では,
好酸球(こうさんきゅう)という,アレルギーに関連する細胞 と
好中球(こうちゅうきゅう)という,炎症に関連する細胞 を
みています.そして,それら細胞が,
全くなければ −
ものすごく多ければ +++
パラパラいる程度なら +
+++ と + の中間なら ++
の 4 段階で評価します.鼻水を採取したときの鼻の状態が,
アレルギー状態になっているか
炎症を起こした状態になっているか
を判断する,指標のひとつとしているわけです.