当院では,2 種類のファイバースコープを用いて,内視鏡検査を行っています.
1) 少し太いけど,高画質のスコープ
2) 画質は少し落ちるけど,最も細いスコープ
これらを状況に応じて使い分けています.
【鼓膜】
診察目的で,鼓膜を詳しく診ることがあります.モニタで自分の鼓膜がどうなっているかを見ることができるので,分かりやすいと思います.
【中耳】
鼓膜に穴が空いている時,鼓膜の奥(中耳)がどうなっているのか,詳しく観察します.
【鼻】
鼻鏡を用いた鼻の診察では,鼻の前方しか見ることができません.鼻の奥を詳しく診る必要があるとき,具体的には,鼻茸(鼻ポリープ)の有無,上咽頭の観察などで,行います.
【のど】
のどに違和感がある,声がかれている,飲み込みづらいなどの症状で,喉頭(のど仏のあたり)や咽頭を詳しく診ます.鼻からカメラを入れていき,鼻の奥から喉頭までを観察します.鼻から?と思うかもしれませんが,口の中から見るよりも,嘔吐反射が起こりづらい(おぇーっとなりづらい)ので,鼻から診察します.